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下記(このページ)は平成25年度入試にご参考いただく内容となります(一部作成中)。

平成24年度の「大学院指導教官の研究内容」→こちらからご覧できます。

 

 

 

大学院指導教官の研究内容

 

看護基礎科学

 

分野 教員名 研究テーマ




喬 炎教授
(医学博士)
新しい褥瘡モデルの開発
褥瘡は皮膚の局所圧迫による虚血性創傷で、難治性であり、二次的感染を起こすと容易に重篤化し、患者の生命を脅かす事態に陥る。その治療法や予防法を確立するためには、実際の臨床状態に近い動物モデルの開発が必要不可欠で、我々はヘアレスラットを用いて独自の手法で実用性の高い褥瘡モデルの開発を行っている。
幹細胞の褥瘡治療への応用
再生医療は近年、脚光を浴びている治療法であり、従来では治療が不可能であった疾患の治療に幹細胞から誘導された心筋細胞などが応用されつつある。このような再生医療が褥瘡の治療にも応用できないかと考え、現在、幹細胞の褥瘡治療への応用を試みている。
温泉療法の科学的検証
温泉療法は日本古来の病を癒す方法であるが、科学的な根拠が乏しい。長野県は温泉が多く、現代医療の一翼としてもっと温泉を理解し、その応用を広めるために、動物実験など科学的検証を行う。


治療
坂田 憲昭教授
(医学博士)
黄色ブドウ球菌感染症の迅速・簡易診断法の開発
院内感染および市中感染の原因菌として、黄色ブドウ球菌は我々ヒトにとって身近でありかつ極めて重要な存在である。現在、この菌による感染症の診断には、数多くの方法が考案され実際に利用されている。この研究では、そうした既存の検査・診断法に比して、より迅速に特別の機器・器具や熟練した手技等を要することなく、医療現場においても簡便に利用できる方法を、同菌の産生する外分泌タンパク質を新規マーカーとして開発することを目標とする。
細菌増殖に伴う細胞壁の代謝調節機構の解明
菌体を浸透圧変化などの外的環境の変化や、免疫機構などから守るための存在として、細菌細胞壁は菌にとって極めて重要なものである。しかし、菌は自らが分裂・増殖し、さらには感染を成立させるための毒素・酵素等を分泌する際には、この強固な構造体を適切な部位およびタイミングで一時的に分解し再構築を行う必要がある。我々はこうした細菌細胞壁の代謝過程に関ると推測される新たなタンパク質を見出した。そして、これを含めた複数の酵素群から構成されると考えられる代謝複合体の構造と、その厳密な活性制御機構について研究している。このことは、従来からの抗生剤に代わる新たな感染症治療法の開発を目指したものである。
海藻由来の抗菌物質をシードとした新規抗菌剤の開発
近年、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に代表されるような多剤耐性菌の出現と広がりが、医療機関内ばかりでなく一般社会においても大きな問題となっている。この研究では、こうした新たに出現してくる多剤耐性菌に対して著効を示す全く新しいタイプの抗菌剤を、海藻から分離された抗菌物質をもとに開発し、その構造との活性相関および作用機序を明らかにして、最終的には臨床へ応用することを目的とする。

 

 

 

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基礎看護学

 

分野 教員名 研究テーマ
基礎看護学

唐澤 由美子准教授
(看護学修士)

(基礎看護学)

看護教員の能力開発に関する研究
大学においてFD(Faculty Development)は必須となった。看護教員として自身の能力をどのように開発しているか、能力開発の環境はどうかなど実態調査を行っている。今後のFDのあり方について追究していきたいと考えている。
新人看護職への支援に関する研究
新人看護職員が看護現場でどのような課題に直面し、その課題に対してどのような解決策を取っているかなど実態調査を行っている。その実態から教育機関としてのサポートシステムを構築したいと考えている。
看護技術教育に関する研究
看護基礎教育において、看護実践能力をいかに育成していくかが課題となっている。教育機関と看護現場との連携や看護基礎教育における教育方法や評価について研究している。
メッセ−ジ:看護技術の研究や理論の開発のみでなく、看護学生や看護者が持つ力の発揮、能力の開発なども含め幅広い関心を持ち研究しています。ぜひ一緒に学び、研究していきましょう。

宮越幸代准教授

(看護学修士)

(国際看護学)

途上国と日本の看護の違いについて、その違いをもたらしている臨地の状況や文化、歴史、社会情勢等の影響を考慮しつつ、看護の基本となる普遍的な原理・原則に即した効果的な国際協力手法について探究する。
中南米各国の専門職教育において歴史のある社会奉仕実習の効果と課題、特に看護職による高度実践や専門職連携が途上国の地域保健にもたらす影響を具体的に検証する。
災害被災地の救援にあたる支援者の安全管理・健康管理上の課題を具体的に明らかにし、被災地の復興に間接的に寄与しうる方法と内容を検討する。
遠隔授業システムによる授業配信がもたらす利便性と受講生への教育効果、副次的効果について検証した結果を、開発途上国の医療従事者への技術教育に必要な環境整備および評価方法の開発に活かすとともに、国内外の複数の大学間での経験が共有できるシステム構築に必要な条件を明らかにする。

メッセージ:国際看護に必要な視点、実践力は国内外に関わらず常に私たちの身の回りで求められています。災害看護にも通じるフィールドに切りこむ力や適応力、応用力を国内外で発揮しながら、その原則を具体的な事実から共に検証してみませんか?

看護管理学 白鳥 さつき教授
博士(看護学)
看護職者の労働安全衛生に関する研究
看護職はハイリスク集団であることが指摘され、日本看護協会でもその対策に取り組み始めています。しかし、具体的な対策が講じられていないというのが現状です。さらに看護職者の知識不足も明らかです。これらの実態調査により、労働安全衛生に対して組織側の認識を高めることを目的とした研究です。
看護師養成所の看護教員の継続教育に関する研究
関東近県の調査により、看護師養成所(専門学校)教員の教育ニーズが非常に高いことがわかりました。専門学校は全国に500以上存在し、新卒看護師の 60%は養成所校の卒業です。専門学校の教員の教育ニーズに応え、教育の質、看護の質を高めるための調査研究です。
看護サービスの質に関する研究
看護師の職務満足度、患者の看護ケアへの満足度調査を通して、看護サービスの質を検討するための研究です。臨床の看護師さんとの共同研究を募集しています。
看護職者の職業適応、専門職(職業)社会化に関する研究
新卒看護師の職業適応、男性看護師の職業適応とキャリア形成に関する研究
臨床の看護師さんや管理的立場にある方との共同研究を進める予定です。
メッセ−ジ:医療を取り巻く環境の変化は、臨床における看護の課題をますます増大させています。これらの課題を「看護サービスの質」という視点から追求し、実践に役立つ研究を重ねていきたいと考えています。

 

 

 

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発達看護学

 

分野 教員名 研究テーマ


・助産看

清水 嘉子教授

博士(学術)

 現在、公的資金により以下の研究に取り組んでいます。

母親の健康チェックシートの開発と評価 ―育児相談への活用と縦断調査の試み― (23-27年度 文部科学省科研費研究基盤研究C 研究代表者)

 研究代表者として、6年間の科研費による研究に引き続きその発展形としての課題に取り組んでいます。育児幸福感を測定する尺度の短縮版の再開発をふまえて、その実用化を目指すことにあります。先行して行われた科学研究で作成した育児ストレス尺度短縮版とあわせ,「母親の健康チェックシートMother's Well-being Check Sheet (以下MWCSとする)」として完成させます。課題としてはMWCSの個人プロヒィール表を作成し、育児相談時にその活用を試み評価します。さらに,MWCSに加えて、身体的な疲労感、育児に対する自信に関する心身の状態を縦断的に追跡し明らかにします。

2

助産師基礎教育における産婦ケア能力の獲得に関する研究 (24-26年度 文部科学省科研費研究基盤研究B 研究代表者 遠藤俊子)

 助産師基礎教育において、とくに助産実習の指導評価に関する研究に取り組んでいます。さらに、卒後3年間の助産師の能力の発達研究にも取り組んでいます。6大学共同による6年間にわたるデータの蓄積をもとに、大学における選択コースの教育並びに卒後の支援について提言することを目指しています。研究協力者として関わっています。

入院中の乳児に付き添う母親の母乳育児の実態と母乳分泌維持促進のセルフケア行動 (24-25年度文部科学省科研費研究萌芽研究 研究代表者 塩澤綾乃)

 子どもの入院中に付き添いをしている母親の母乳育児支援について検討する研究で、テーマの絞り込み、分析やまとめなど研究分担者として関わっています。

里山における災害被災者支援のための遠隔ケアシステム構築に関する研究 (24-27年度文部科学省科研費研究基盤研究A 研究代表者 北山秋雄) 
すでに妊産婦を対象とした遠隔ケアシステムに対応した、データを共有するためのシートやビデオソフトの開発に取り組んできました。今後は災害時の母性看護領域にある対象に対する様々な課題に研究分担者として取り組んでいきます。

メッセ−ジ:皆様の関心テーマを尊重します。研究的なアプローチ、結果のまとめなど実際に取り組む上でサポートいたします。
*研究業績については、下記のホームページをご参照ください。http://www.nagano-nurs.com/~w3bosei/





内田雅代 教授
(看護学博士)
小児の慢性疾患看護に関する研究
(1) 平成18-20年度特別研究「慢性疾患をもつ子どもと家族とのパートナーシップ形成に向けた看護師のかかわりに関する研究」を継続中である。
(2) アトピー・アレルギーつ子どもと家族に関する研究活動として、平成9年の親の会の設立より関わり、会員への調査・定例会の支援と年1回の講演会を継続してきた。
(3) ?型糖尿病をもつ子どもと家族
糖尿病患者・家族会が実施しているサマーキャンプへの参加を院生の演習の一部として位置づけ、また、調査等を継続してきた。
小児がん看護に関する研究
(1) 平成16-19年度科研「小児がんをもつ子どもと家族の看護ケアガイドラインの開発と検討」では、子どもと家族のQOL向上をめざし「小児がん看護ケアガイドライン」を作成し、ガイドラインの修正、普及に向けて取り組んでいる。
メッセ−ジ:小児看護に関心のある皆様、子どもや親、多職種と協働し学んでいきましょう。
成人看護学

小田 和美准教授
(看護学修士)

(慢性期看護学)

糖尿病とともに生きる人への看護援助に関する研究
在宅で社会生活を送りながら、糖尿病の自己管理を行っている人への効果的な看護支援方法を開発するための研究を行っています。特に、外来での継続的な看護支援について追究しています。
1型糖尿病とともに生きる人へのセクシャルヘルス教育、妊娠・出産に関する研究
「青年期糖尿病患者のセクシュアルヘルスケア教育プログラムの開発と検証」(平成17-19年度文部科学省科学研究費補助金(基盤C)課題番号 17592257:研究協力者)など、1型糖尿病とともに生きる青年期の人のセクシャルヘルス教育や、糖尿病女性の妊娠・出産への情報提供、看護援助方法などについて、追究しています。
看護の教育的支援に関する研究
「患者教育のための看護実践モデルを用いた実践的教育プログラム開発とその介入研究」(平成17-19年度文部省科学研究費補助金(基盤A)課題番号17209071:研究協力者)など、実践事例から看護の実践知を機能的に追究する試みをしています。

 

メッセ−ジ:看護の真理は臨床現場にあります。看護における臨床知・実践知を看護の事象から読み解いて行く研究をしていきませんか。

山崎章恵准教授

(看護学博士)

(急性期看護学)

手術を受ける患者の入院前患者準備教育に関する研究

 入院期間の短縮に伴って,入院期間に手術の準備をすることや術後のセルフケアを身につけることが難しくなってきています。患者が主体的にセルフケアを身につけるための学習を支援する患者教育やそのためのシステムの構築について研究しています。
  「セルフケアを促進する入院前患者準備教育を担う入院支援看護師の創生に関する研究」(平成23-25年度科学研究費助成金(挑戦的萌芽)課題番号23660013:研究代表者),「外来における術前患者教育システムの構築」(平成23-25年長野県看護大学特別研究費:研究代表者)

排泄障害をもつ人のセルフマネジメントに関する研究

 排尿や排便は日常生活に密着した生理的行為で,排泄障害は個人のQOLに大きく影響します。排泄障害を持つ人のセルフマネジメントを促進する看護支援を中心に,排泄障害の予防,治療や看護などについて研究しています。

アセスメント能力の育成を目指した看護過程学習支援に関する研究

 看護実践力を高めるためには,問題解決能力やその基盤となる思考力を育てることが重要であり,看護基礎教育の重要なポイントと考えます。このような学生の能力を育てる学習支援の方法に関する研究をしています。

 電子カルテ事例を用いたe−ラーニング教材

http://zen.shinshu-u.ac.jp/modules/0074000000/

メッセ−ジ:看護実践や看護教育の場で必要とされ,研究成果が生かせるような看護研究をしていきたいと思います。

 

 

 

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広域看護学

 

分野 教員名 研究テーマ
老年看護学 渡辺 みどり教授
(看護学博士)
施設入所高齢者の主体性維持に関する研究
介護保険施設入所高齢者のケア提供者との相互作用や主体的な行動のプロセスに関して研究しています。
認知症高齢者の終末期ケアに関する研究
介護福祉施設にで、認知症高齢者とその家族が直面する意思決定・事前意思決定について研究しています
在宅認知症高齢者の家族介護者のストレス・マネジメントとQOLに関する研究
「在宅認知症高齢者の家族介護者におけるストレス・マネジメントとQOLの関係」(平成16年〜18年度長野県看護大学特別研究補助金:研究協力者)など、家族介護者のQOLを高める看護方法について研究しています。
高齢者ケア施設看護職者の専門職的自律性に関する研究
「介護老人保健施設における看護援助の構造と実践的教育モデルの開発」(平成16年〜17年度科学研究費補助金 基盤C:研究代表者)など、介護保険施設の看護の専門性を追究しています。
メッセ−ジ:「高齢者がよりその人らしく生きる」ことを私たちはどう支えられるのでしょうか?一緒に考えてみませんか。
     




安田 貴恵子教授
(看護学博士)
「地域住民の健康保持増進を目指した援助方法および支援システムに関する研究」
生活習慣病予防を目的とする保健事業の計画・評価や保健指導の方法について、保健指導技術の構築、支援システムのあり方について追究しています。
「在宅療養者と家族の支援に関する研究」
家族介護者は負担を感じるだけでなく、自身の介護体験を通して何かを得ているのではないかということに着目した研究を行なってきました。現在は、脳血管障害者の在宅療養生活を豊かにできるための看護支援に関する研究に取り組んでいます。
「地域の健康危機に対する保健師の役割に関する研究」
これまでに自然災害時の保健師の活動分析の研究や南信地域の保健所保健師と共同で実態調査を行なってきています。現在は、長野県の地域特性に合った演習教材の開発に取り組んでいます。

 

メッセ−ジ:保健医療福祉制度の変化に伴い、地域看護活動も大きく変化してきています。変化に追われて、地域看護の仕事、保健師の仕事の面白みを感じることが少なくなっていませんか? 時に立ち止まり、振り返る時間もとても大切です。

里山

・遠隔看護学

北山 秋雄教授
(保健学博士)
「山間過疎地域における在宅療養者と家族に対する遠隔看護システム開発に関する研究」
平成17-19年度と平成20-22年度日本学術振興会科学研究補助金(基盤研究B)を得て、最新の情報通信インフラを活用した遠隔看護機器及びシステムの開発を目指して世界最高水準の遠隔看護機器及びシステムの開発に取り組んでいます。この分野では本学が世界をリードする位置にあり、既に特許(出願番号特願 2003-302676)を出願して、「遠隔看護学 (telenursing) 」という学問の創生も視野に入れて研究しています。
「性的搾取及び性的虐待被害児童の実態把握及び対策に関する研究」, 平成12-14年度厚生省厚生科学研究費補助金.(補助金総額13,700千円),研究代表者
本研究は、潜在化しやすいと言われている性的被害の実態を保健医療福祉および司法の立場から検討し、早期発見の方法、専門家や機関がとるべき望ましい初期対応に関するガイドライン/マニュアル等を作成することを目的としました。
「中山間地域の里山における女性高齢者の健康資源開発に関する研究」,平成19-22年度日本学術振興会 科学研究補助金(基盤研究C). (補助金総額3,900千円),研究分担者
里山を「人間社会とその生活環境としての自然が持続的に共存関係を維持している地域」と捉え、遊休農地を利用した高齢者のグループ農業を通じて、健康資源としての里山の活用の方策について探究しています。

 

上記の他,「在宅療養者と家族のための移行期における看護介入プログラム開発に関する研究」や「高齢者の水中運動研究プロジェクト」にも参加しています。

 

メッセ−ジ:「理論なき実践は盲目であり、実践なき理論は不毛である」。愛と知恵と勇気と行動力と幾ばくかの運があれば現実を変えられる。本学を世界ナンバーワンの学問領域を持つ看護大学にしたい。