分野名 基礎医学・疾病学
概 要 基礎医学・疾病学分野は、人体の正常な形態やその機能および疾患などで異常な状態になったときの原因、徴候、病態などについて講義・研究を行う分野である。
ここでの講義内容は、ヒトの健康の保持・増進・回復を目標とする看護ケアを行うにあたっての最も基本的な知識となる。
研究内容 教員それぞれの得意分野を生かし、褥瘡などの発病機序についての病理組織学的研究やヒトの生活に基づいた生理学的研究を行っている。

学 部

授業科目
概 要
人体の構造と機能T 人間の生活に成り立たせている身体を、主に構造面から理解する。まず、人体の構造を記述するための解剖学の認識方法とそれを具体化した用語の体系、さらに人体の基本要素としての組織と各器官ごとの特徴を学ぶ。その上で、人体の各部分の構造とその機能上の意義および全体との関係を理解する。
人体の構造と機能U

ヒトのからだの構造と機能を知り体系的に理解させるため、人体構造の講義と連携してさらに生体のしくみとその働きについて論述する。

また生命現象を理解するための基本的な考え方と学術用語を習得させる。さらに医の倫理と人間・生物の尊厳について講義を通して理解を深める。

人体の構造と機能演習 人体の構造と機能の講義内容と結び、動物と人体の臓器、組織標本の肉眼、顕微鏡観察や循環機能測定、血糖測定、浸透圧などの実験を通して人体の構造と機能についての理解を深める。
病理学

正常の構造と機能から疾病への架け橋として傷害因子によって起こる生体の細胞から臓器までの形態、機能、代謝経過の変化について理解し、主な疾病の病態について修得する。

病理学演習 人体の病理標本を用い、肉眼的組織学的に炎症、腫瘍、循環障害の変化を観察、疾病の原因、発生病理、経過、転帰等、その本態について理解を深める。
実験的に創傷モデルの観察を通じ、急性と慢性炎症、細胞増殖を理解、治癒過程と難治性創傷について理解を深める。
疾病学T 循環系、呼吸器系、神経系、内分泌系などにおける症状・徴候および疾病の病因、病態、治療、予後などにつき学習し、それぞれの疾病の成り立ちと回復の促進について理解することを学習目標とする。
疾病学U 消化器系、筋・骨格系、泌尿器系、生殖器系,メタボリック症候群、造血器、免疫・アレルギー、皮膚・感覚器などにおける症状・徴候および疾病の病因、病態、治療、予後などにつき学習し、
それぞれの疾病の成り立ちと回復の促進について理解することを学習目標とする。

 

大学院前期課程

授業科目
概 要
病態機能学特論T

人体の調節機能および病気の治療に必要な解剖学、生理学、病理学、生化学的な知識とその応用技術について学ぶ。

病態機能学特論U

人体の構造、機能と病気の成り立ちと回復の促進について、臨床病態生理学、生化学的実験手法取り入れながら、より深く理解・探求する。

病態機能学演習 病態機能学特論で学んだ知識を活用し、実践的手法を取り込んだ演習を行う。
臨床病態学(共通選択科目)

臨床看護の視点から疾病の発症機序、進展と治療の根本を探求し、エビデンスのある看護学を目指す。

 

大学院後期課程

授業科目
概 要
病理病態学特論(共通選択科目) 病理学や分子病理学、遺伝学などの視野から病態の基本を把握して、深く理解・探求する。