2002年3月31日(日)  
 

9時7分、宮田で中央高速バスに乗る。もう少し早い便を取ろうとしたが、当日の1時30分にウエブで予約しようとしたときには、すでに8時以前の便はすべて満席。正確に言うと4時半の便はあったが、私は「前日の深夜便」と認識している。定刻に新宿に到着。ヨドバシカメラでWindows2000の入門書、紙、名刺シート、インクジェットプリンタ用インクカートリッジ、OA雷ガードタップを購入。前日にウエブ上のJR東日本えきネットで予約していたNEX25号のチケットを新宿駅南口のみどりの窓口で購入。新宿駅構内のドトールでコーヒーを買い、4番線でNEXを待つ。NEXも定刻(15:25)に空港第二ターミナルに到着。出発ロビーの郵便局にて厚生労働科研の実績報告書を速達にて出す。ABC宅配のブースで内田先生に出くわす。荷物をピックアップし、チェックイン。ビジネスクラスのチェックインカウンターはX線装置の置いてある入り口から見て向こう側にあり、何が何でもビジネスクラスが便利なところにあるのではないと認識する。チェックイン後、サモア向けの土産物を物色。内田先生は和菓子系を攻め、私はいかにも日本的な食べ物をターゲットとした。結局買ったのは梅干し、海苔、さつまあげ。さつまあげは「要冷蔵」だったが「24時間以内なら常温で持ち運び可能」という店員のセールストークにほだされて購入。その後、薬屋で正露丸(「せいろがん」が変換できない。どういうことなんだ)とコンタクトレンズのケース(家に忘れてきた)を購入。500米ドルに日本円を両替。そんなことをしているうちに、出発時刻まであと1時間ほどとなってしまい、やおら出国手続きをしようと出国カードを速攻で記入した、が、列に並んでから「日本人旅行者は出国カードは必要ありません」のポスターを発見。「へえ、そうだったの?」と認識を新たにし、パスポートだけを出国審査官に提示。出国するや否や、ビジネス乗るなら経験しとかなアカンと思っていたラウンジに直行。ラウンジはガラガラで、朝から何にも食べていなかった私は、クラッカーとおつまみとチーズキッスをビールでチェーンイート。自動ドアでしきられた喫煙室で出発前最後の一服。しばらくインターネットにつなげる保証がないのでここでメールしようと考えていたが、飲み食いして一服したら時間がなくなったのでパス。18時10分、定刻といえる時刻にJL090に搭乗。新婚旅行でも経験していないビジネスクラスであったが、足元の広さには感動した。また、マッサージチェアよろしくリクライニング、フットレスト、ランバーサポート、バケット型に変形できるヘッドサポートなどの椅子の挙動がいい。いきなりシャンペンが出てきたのにも驚いた。

さて、定刻づくしだったのはそこまでで、18時15分に出るはずだったJL090は、滑走路が混んでいるからしばし待ちなはれという管制官の指示にしたがい延々とウエイティング。そのうち天候が急変し、雷雨が成田地方を襲い、今度は悪天候のため管制官からストップがかかり、結局離陸したのは21時過ぎ。何と3時間もスタート時点で足止めを食らっていたことになる。まあそのうち2時間半位は寝ていたのであまり苦にならなかったが。
飛び立ってまもなく夕食の時間になった。すしの盛り合わせのようなものが出てきた。ここまでメシにありついていなかった私は、小奇麗であるが量的に不十分とも言えるその夕食に少し失望しつつ、よく噛んで食べることにした。が、実はその皿は単なる前菜で、その後みそ汁が登場。みそ汁を飲み終えるとメインディッシュがお出ましになり、それを完食すると次はデザート、その次はフルーツという具合。みそ汁を「スープ」として単品で出すのには笑えたが、これはれっきとした「コースメニュー」だった。ビジネスクラスおそるべし。

 
 
 

 
 

Last Updated: Fri, 2002-04-26 11:13 am
Jukai Maeda (Nagano College of Nursing)