4月1日(月)  
 

長い1日である。ここから約47時間30分エイプリルフールが続くことになる。
定刻より2時間遅れて、日本時間で6時ごろAucklandに到着。日本より3時間進んだ正真正銘の「極東」地域である。ここからサモアへの乗り継ぎ便は18時30分出発なので、その間の時間をAuckland空港近くのCENTRA AKL AIRPORTというホテルで過ごすことになっている。無料シャトルでホテルに到着したのが10時30分。このシャトルの椅子は現地人に合わせた結果かどうか不明だが、座面が高い。これじゃあまるでスキーリフトだ。
16時にロビーに集合ということでそれぞれの部屋に。このホテルは館内禁煙であり、バルコニーにて一服。テレビなどを観ながらだらだらしていたらあっという間に14時前になっていて(ほんとか?)こらあいかんとダウンタウンにでも繰り出そうかと思い外に出るなり雲行きが怪しくなってきたので、引き返すと案の定、それまでの晴天がウソのように、凄い土砂降りになってしまった。それでは、腹ごしらえでもしようかと、ホテル内のレストランで、Express Lunch、早い話がFish and Chipsを注文する。それから部屋に戻ると土砂降りは止み、また、もと通りの晴天に。
部屋でちょっと横になったのが運の尽きで、部屋の電話で目が覚めた。時刻は16時8分。「あ。すぐいきます」と寝ぼけながら答えたものの、すぐに出られるわけもなく、大急ぎで荷物をまとめて16時15分ごろロビーに到着。「いま、バスが出ていったところ」ということで、30分ごとと言われるシャトルバスを待つ。どうも空港の渋滞のため、シャトルが遅れているとのこと。17時20分ごろになってようやくシャトル到着。ところが、ビジネスクラス用のチェックインカウンターも担当者がおらずすごい混みよう。しばらく待っていると、助っ人か「準夜」かわからないが、2名増強され、18時15分ごろやっとチェックインすることができた。ビジネスクラスのチェックインは出国手続きも兼ねているので、ここからが早い。チェックインカウンターを抜けるといきなりゲートへの入り口である。速攻で手荷物チェックを済ませ(ここの手荷物チェックは厳しく内田先生はバッグの中のはさみを強制的に廃棄処分された)、サテライトのいちばん端っこにあるゲートにダッシュする。
経由地のトンガは暑かった。1時間ほど待合室に閉じこめられ、同じ機内へ。1時間で目的地サモアに到着。トンガからサモアに至る間に日付変更線をまたぐので、サモア到着は同じ日の「早朝」0時30分である。そう、あと23時間30分、4月1日を経験することが確定。空港に迎えに来たPeneさんの車でホテルに向かう。車中のどが渇いたのでどこか飲み物を売っているところはないかどうか尋ねたところ、空港にならあったはずだが、この時間に開いている店はないとの返事。たしかに、まわりは真っ暗で、とても飲み物が手に入る雰囲気ではない。それでも、ホテルにならあると思う、とのことでしばし我慢。途中、犬がたくさんいた。JICAからもらった短期滞在者の手引きに「狂犬病の心配はないが犬に注意」と書いてあった意味を理解する。1時30分ごろInsel Fehmarn Hotelに到着。さっそくホテルマンに飲み物のことを聞くと、この時間、レストランはもう閉まっており(そりゃそうだろう)飲み物はない、との返事。仕方がないので部屋のポットで湯を沸かし、コーヒーを入れて飲んだ。
寝た時間はよく覚えていないが、かたちだけ荷物の整理をして就寝。

もいちど4月1日(月)
9時にホテルのレストランで食事。バイキングは内田先生と私の分くらいしか残っていなかった。食べられないものはなかったが、Samoan Porridge(サモア粥ってな感じでしょうか)はトロピカルフルーツのうま煮とも言うべき一品で、1度経験したらしばらくパスという気がした。食後、近くのスーパーに買い物に出かける。水とアイソトニック飲料、インスタントコーヒー、ティッシュ、新聞を購入。2時ごろ内田先生の部屋で昼食をご馳走になり、明日のJICAおよびNUS対策会議。夕食をホテルのレストランでとった以外は部屋にて資料作成。
ハンドアウト用の書類をプリントアウトしながらベッドへ。就寝3時20分。

 
 
 

 
 

Last Updated: Fri, 2002-04-26 5:00 pm
Jukai Maeda (Nagano College of Nursing)