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子どもと家族への支援プロジェクト


概要

このプロジェクトは、健康問題を抱える子どもとその家族への支援を考えることを目的としている。
例年の活動内容は以下の2つである。
  1. アレルギーをもつ子どもの親の会:アレルギー疾患の子どもをもつ親への支援として自助サークルにかかわり、情報交換、学習会を行なう。月1回の交流会、および年1回の地域に向けた講演会・相談会を開催する。
  2. 南信里親里子交流支援の会:長期的視点から家庭内養育を通して子どもの虐待防止に寄与することを目途して、里親同士の交流を通じた支援を検討する。月1回の交流会にかかわり、情報交換、事例検討等を行なう。
令和3年度は、昨年度から引き続き新型コロナウイルス感染症の影響で、例年の活動ができず、感染状況をみながらの活動となった。

活動実績

アレルギーをもつ子どもの親の会

本年度は新型コロナウイルス感染症の感染警戒レベルに合わせて定例会を5回開催し、講演会は延期とした。
電話・メール相談は随時行った。

個別相談

ホームページを開設し、メールおよび電話による個別相談を行っている。
本年度の相談件数は、以下の通りであった。
  1. 電話相談:1件(アトピー性皮膚炎の症状、受診について)
  2. メール相談、問い合わせ:2件(定例会開催時期)

専門情報や講演会、研修会の情報提供

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、専門機関のホームページやWEB会議サービスやオンデマンドによる講演会、研修会等が充実してきたため、それらの案内を行った。また、定例会が定期的に行われにくいため、情報交換用に会員用のメーリングリストを作成した。

講演会

講演会は3月に開催を企画していた。
講師への依頼等開催に向けた準備を行っていたが、開催告知のチラシを配布する段階で新型コロナウイルス感染者数の急増があり、対面および配信での開催を検討していたが、開催方法、新型コロナウイルス感染症への対策を鑑み、次年度へと延期した。

ホームページの充実

随時更新し、有益な情報のある専門サイトへの紹介等おこなった。また、長野県小児保健研究会のホームページとのリンクがなされた。

長野県看護研究学会でのポスター発表(WEB配信:R3.10/2~30)

アレルギーを持つ子どもの親の会「たんぽぽの会」の現状と課題と題して、WEB上でポスター発表を行った。

南信里親里子交流支援の会

従前より、原則毎月第3月曜に定例会を開催してきた。
本年度は新型コロナウィルスの流行状況・感染対策に考慮しながら対面での活動を維持した。なお、来年度から遠隔での開催も行えるように準備を進めている。

関連施設への視察

会員2名で10月31日(日)にNPO「子ども・若者Step ハウス」(岡谷市)を視察した。
このハウスは、元里親とその関係者により設立され、不登校、引きこもりの児童や若者に居場所を提供することを主な目的としている。
ここでは、保護者、児童への相談支援のほか、スポーツや農業体験の提供を行っている。
代表者と、今後、本会との協力体制を構築することを確認した。

今後の課題

交流会、自助グループにかかわりながら、さらに会員のニーズを把握し、支援方法を検討していく。そして、新型コロナウイルスの流行状況を考慮しながら、いかに活動を維持、活発化していくか引き続き検討する。また、会員数の確保のため、それぞれの活動内容を地域に発信し、理解を求めることも必要である。
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